セーブル(Sevres) アダムとイヴ図 磁器製 手描き 陶板画 飾り物 ファットブルー

フランスが誇るセーブル窯はポンパドール婦人の助力もあって、王立窯として発展を遂げました。1759年、王立セーブル製陶所となり、今もフランスの文化と美を伝える優れた陶磁器を生み出し続ける国立セーブル製陶所の歴史はここに始まります。セーブルの功績は、国家的使命ともいえるフランス独自の意匠を確立し、完成度の高い芸術作品を作り続けてきたことにあります。18世紀、セーブルは東洋芸術の様式をうけつぎながらも、当代一流の化学者、画家、彫刻家、金工家の参加によって独自の世界を創造しました。「王者の青」「ローズ・ポンパドール」と呼ばれるセーブルの色、華美で鮮麗な装飾、独特の風合を持つソフトペーストなど、他の追随を許さないセーブル芸術が、宮廷文化の中に華開いたのです。盛名を馳せたセーブルも、国窯という背景から生産は非常に限定され、世の人々の目に触れることは少なく、「希少な陶磁器」と呼ばれました。今日に至っても、生産量は年間約6000ピースと限定され、そのほとんどがフランス国家のために作られます。この少量生産は、「最高の作品を作り出す」ための必然であり、その稀少性ゆえに、誇り高きセーブルの名声は一段と高まっています。
★フランス国立セーブル陶磁器製作所工房作品詳細★
ブランド(原産国)
【セーブル・Sevres】フランス
作品名(パターン)
Plaque Tabula, decor Adam et Eve
(プラック タブラ・アダムとイヴ図)
Jean Beaumont,1927
制作年度
2007年 Veronique Chevalier(ヴェロニック シュヴァリエ)
作品サイズ
幅:11.2cm,高さ:16.8cm,厚さ:0.9cm
特記事項
画像と実際の作品の色合い及び風合いは、微妙に異なります。
ギフト包装
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参考上代(定価)
オープンプライス
 
作品説明
クリエーター:Veronique Chevalier(ヴェロニック シュヴァリエ)
【素材:PD(ハードペースト)1770年頃にセーブル工房で開発調合された素材】
釉薬がかかった磁器製の平板に、
1927年Jean Beaumont(ジャン ボーモン)によって描かれた
アダムとイヴの図柄がよく適合しています。
焼き付ける前のBleu de Sevres(セーブルブルー)の下地の上に
アダムとイヴの二人の人物が彫り込まれています。
縁取りは24カラットの金彩で装飾されています。
ジャン ボーモンの装飾は自然主義とレアリズムが混ざり合っており、とても装飾的です。
作品にはセーブルのロゴと成型年度、装飾完成年度、作家のサインが記されています。
☆Pate dure(porcelaine dure ou P.D):ハードペースト(硬質磁器P.D)☆
基本素材はカオリン(70%を含む)、長石、水晶、凍石からなる本磁器。
これらの素材を約1300℃〜1450℃で高温焼成する。